今回は表裏について学んでいこうと思います。
表裏とは
表裏は病邪が身体のどの位置にあるのかを示す指標です。
表とは
表とは、体の表面部分にあたる位置。
- 皮膚
- 皮下組織
- 表位筋肉
- 頭部
- 咽頭
- 鼻
- 四肢
- 関節
など
裏とは
裏とは、体の内部、深部です。
- 消化管
が相当します。
半表半裏
半表半裏は表と裏の中間で、解剖学的には横隔膜周辺と言われいます。
表証と裏証
病気が表にある場合には「表証」、裏にあるものを「裏証」と呼びます。
表証
悪寒、発熱、頭痛、咽頭痛、鼻汁、項背部のこわばりと痛み、四肢の関節痛や筋肉痛など
裏証
腹痛、下痢、便秘などの消化器症状、身体深部の熱感、稽留熱など
この考え方は、のちに勉強する「六病位」に深く関係します。
最後に
今回は表裏について学びました。
言葉での説明ばかりとなってしまっているので、理解しにくいかもわかりませんが・・・Σ( ̄ロ ̄lll)
では(@^^)/~~~
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